売買コーナー

商品番号 89
M2 1001(NA6C改 限定車300台)

平成18年9月21日 現在 商談中です
9月23日 完売いたしました。ありがとうございます。

下記のすべての画像は、出品者が画像を送付していただいたものです。
今回は、多くの画像(写真)を掲載させていただきます。じっくりご検討下さい。


車 種 : M2 1001  シリアルナンバー NO. 066
       平成4年式
何人目のオーナー:ワンオーナー
ボディカラー:ブルーブラック
走行距離:8903km(4月11日現在・・・若干伸びます)
整備記録簿の有無:すべてあり
車検年月日: 平成20年3月15日まで
サーキット走行有無:なし
改造箇所:主要部品すべての最適化を行ってあります。純正パーツ以外のものは装着されておりません。
事故歴および修復歴:なし
 
その他: 
売買価格:250万円
送料、諸費用負担:売り主負担ですが、トクイチオートへと出向かれて、試乗なさることをぜひともお勧めいたします。
コメント:走行距離8903k。年式からして異常に少ないと思われるでしょうが、この個体はトクイチの足回り整備その他の実験用に購入された実験車両です。もちろん実走行距離ですが、「走行」というよりはさまざまな整備技術の開発のために供されたテストベッドだった、と理解すると納得しやすいかと思います。乗らずに放っておかれたクルマとは違い、オイル、タイアなど常にベストコンディションを維持しながらプロの手元で保管されている個体です。
クルマのモデルも世代交代のスピードが速く、テストベッドとしての役割を終えつつあるとの判断から売却を希望いたします。
 もちろんワンオーナー。メインキーが一本しかない他は装備品もすべてそろっております。板金修理その他は一切ございませんが、トクイチオートは「新車整備」を売り物にする整備工場です。メーカー出荷状態の新車はよくて7割の出来である、それを10割の出来としてオーナーに引き渡すのを旨としているユニークな整備工場の実験車両ですから、ほんの300台しかないM2の中でもさらに特殊な個体といってよいと思います。実際に走らせてみますととことんしなやかな足回りと独自のファインチューンからくる圧倒的な低速トルクでスパルタンなはずの1001が非常に御しやすくスムーズな一面を見せてくれるのは意外なほどです。
ちなみにこれら一連の整備は一般のショップなどでパーツの交換によってなされるいわゆる「チューンナップ」とはまったく異なり、車両の各部分にミリ・グラム単位の再フィッティングを行なうほかにボッシュのアナライザーを駆使した4ガスコントロールと呼ばれるエンジン調整や精密なアライメントなどを施して1001本来のポテンシャルをバランスよく引き出した「ファインチューン」である、といってよいと思います。そういった意味で「純正の」1001とは似て非なるものともいえるでしょう。当然ですがこれらの作業は販売を目的としたものではなく、あくまでもトクイチの整備技術開発の一環として行われたものですから金額にすると信じられないくらいの整備費用がつぎ込まれている、とも表現できます。

トクイチオートの詳細につきましては
http://www.tokuichi.co.jpからご参照ください。
外装:スワールと呼ばれる磨き傷はついておりますが、補修が必要なキズなどはついておりません。フロントバンパに数えられる程度の跳ね石によるはがれがあります。アルミホイールも完全な状態です。タイアはコントロール性をあげるためにハイグリップをあえて避けたチョイスのコンチネンタルエココンタクト純正サイズ。3セット目ですが(走行のためではなくゴムの経年劣化のためです)9部山を残しております。ゴム自体はまだ柔軟性を残しておりますのでこのまま走行して差し支えありません。
内装:純正のまま。ほつれ、やれはありません。
その他:数日前に新品のドライセルバッテリー装着。テクノワイアリングと呼ばれる電装系チューンナップとあいまって純正の1001にはない極低速トルクと一気呵成の吹け上がりは驚くほどです。巷間言われるアーシングなるものとはまったく別次元の技術ですが、アーシングといわれるものの原型はそもそもトクイチオート主催のボッシュチューンナップサービスのメカニック向け講習会での講義から始まったものが一部誤解されたまま世間一般に広がってしまったものです。
アクセルコントロールで曲げる愉しみを前面に押し出した足回り、と車両姿勢、さらにとことん現オーナーの好みに合わせた精密なアライメントを施したこの個体で1001の本当の姿をぜひとも味わってください。

以下の資料は、M2 1001とNA6 ロードスターとの主な変更点です。発売当時の価格:340万円

(参考資料) ノーマルとの主な変更点
EXTERIOR 1.開発者である立花氏が自ら型を彫ったアルミ製フューエルフィラーキャップ
2.タイヤサイズ195/50R15 6JJ×15のパナスポーツ・プロラリー
3.ドアミラーは砲弾型のアルミ製。シリアルナンバーを記している。
  「M2 1001−182」
4.フロントには一体型の大型エアダムスポイラー、補助ランプはシビエ製
5.専用サスペンションを採用し車高は25mmダウン。
6.「M2 1001」のバッチのみ装着。EUNOSとRoadsterのバッチは外されている。
INTERIOR 1.センターコンソールは外され、専用品が装着
2.シフトノブとサイドブレーキハンドルはアルミ製
  シフトブーツとサイドブレーキブーツは本革製
3.ABCペダルはアルミ製
4.アルミ削りだしのドアレギューレータハンドルとインナードアハンドル
5.シートは立花氏がテストしたフルバケット
6.アルミ製4点式ロールバー、革製パッド付き
7.ステアリングはMOMO製本革を装着、メータパネルも専用品
SOUP UP 1.専用ストラットタワーバー(アルミ製)
2.エンジンは、B6−ZE改、ヘッドカバーとフィラーキャップがバフ掛け
3.ヘッド研磨など専用ピストン、ハイカムシャフト、軽量フライホイール
4.等長4−2−1EXマニホールド
5.最高出力は130ps/6500rpm、最大トルク15.1kg−m/6500rpm
6.ラジエーターの容量も拡大